メトロポリタン美術館 絵画編① バロック美術について

Art & Culture
HORRY
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どうもHorryです!本日は表題の件をまとめたいと思います。莫大な絵画や彫刻などがある中、自分なりにどのような形でまとめればいいのか数日かかってしまいました。すべて2012年(当時25才)の時に私が撮影したものです。とりあえず5枚の写真が良く共通していたので紹介します。

レンブラントの自画像。

オランダ画家を代表するレンブラントは、キアロスクーロ(明暗法)を初めて取り入れたイタリアのカラヴァッジョのバロックアートの影響を多く受けています。オランダがスペインの支配から抜けて間もないときに誕生した画家ですが、三十年戦争の影響を強く受けており、地理的にベルギーより北のオランダ画家であるレンブラントはルーベンスよりも写実的な絵画を描く傾向があり、生涯カルヴァン主義でした。

スペイン・ハプスブルク家に長年仕えたベラスケス作 
フィリップ4世

次に同じく、バロック式の絵画が見つかります。

スペイン王、フィリップ4世です。彼は王妃にイザベル・デ・ボルボンという女性がいたのですが、その母は有名なマリー・ド・メディシス(ルーブル美術館に彼女の生涯に関する24枚の巨大な絵画がある:ルーベンス作)。ルイ13世の母でもあるのでイザベル・デ・ボルボンはルイ13世の兄弟ということに。カトリックの中心地となったフランス王朝とハプスブルク家の関係が見て伺えます。

ベラスケスの弟子のデル・マーソ作。マリア・テレジア(1638-1683)、ルイ14世の王妃、フェリペ4世の娘となる。

ベラスケスとデル・マーソはマリア・テレジアの意母妹となるマルガレーテ・テレジア(神聖ローマ皇帝の王妃)の肖像画も描きました。彼女らはスペイン継承戦争に関わる大きな要因となっています。

バロック式の絵画ではフランドル出身で、のちにイギリスで活躍したヴァン・ダイクの肖像画が目につきました。下の画像のブリューゲルの孫となる、ヤン・ブリューゲルとは共にイタリアを旅した過去があります。

The Harvesters (穀物の収穫)
Painting by Pieter Bruegel the Elder

フランドルは初期フランドル画家としてファン・アイクなどの画家を始め、そもそもイタリアのルネサンスにも大きな影響を与えていた現在のベルギーにあたる地域なのですが、スペイン・ハプスブルク家の統治の影響を受けや宗教改革の影響を受け、ルーベンスを筆頭とするバロック期のフランドルとして多くの画家が誕生します。

HORRY
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以上、歴史の知識も全くなく、ランダムで撮影した写真なのですが、背景として宗教戦争や、王位継承などの要素があり、いろいろと歴史が読み取れました。非常に複雑な歴史なので、たった5枚の写真での解釈は難解ですが、それぞれの

バロック派の画家が歴史的、地理的に重要な位置にいることがわかり、今後の絵画の歴史的な解釈が容易になったと感じました。

 

メトロポリタン美術館で撮影した1500-1600年代の欧州絵画として自分の撮影してきた絵画の写真では貴重なものとなっているので、(8年前のものですが)改めて見て撮影しておいてよかったと思いました。

この知識をベースに他の絵画も鑑賞していこうと思います。

 

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